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石彩(ストーンペーパー)は、原料に木材チップやケナフなどを一切使用せず石から抽出した無機鉱物粉末(石灰石と合成樹脂高密度ポリエチレンが主原料)からつくられた合成紙です。

合成紙自体は日本国内で40年以上前に製造が開始されました。現在多く流通している合成紙は不織布、ユポなどがあります。

不織布はバッグやCDケースなど、ユポは印刷用途に使われています。 印刷用途として利用されている他社合成紙の特徴は強度と耐水性、油や薬品に強いことです。しかし、一般紙に比べて価格が非常に高いというデメリットがあります。これに対して石彩(ストーンペーパー)も耐水性と強度に優れています。さらに価格は、他社合成紙と一般紙の中間くらいになります。
石彩(ストーンペーパー)は現在日本国内に製造工場がありませんので、すべて台湾メーカーから製品を輸入しています。製造法は、この台湾メーカーによって日本をはじめ中国、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアなど世界40カ国以上で特許を取得しています。

石彩(ストーンペーパー)は環境保護を目的として開発された特殊な合成紙です。印刷の品質を追求する製品では無いことをご理解ください。環境負荷が従来の紙よりも大きく減少しますので、地球にも人間にも自然にもやさしい製品です。石彩(ストーンペーパー)を従来の紙と置き換えることで、エコに貢献することになります。

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